失敗しない 抹茶パウンドケーキ
皆さんこんにちは! 先日、本ブログの中で、抹茶パウンドケーキの失敗作についてお話をさせて頂きました。結構、共感して下さる方が多くて、お話して良かったと改めて思いました。抹茶パウンドケーキの失敗、悔しいですよね、せっかく良い抹茶を使ってもおいしく出来ないなんて、、、。そこで、今日は、失敗しない抹茶パウンドケーキのレシピを公開させて頂きたいと思います。
あくまでも、弊社の経験からできたレシピですので、科学的根拠などはお話できないですが、このレシピ通りに作るとまず失敗しない、と自信をもって申し上げる事が出来ます。今まで失敗を繰り返してきた私たちですので、失敗した時の落胆する気持ちが本当に良く分かります。なので、失敗しないコツを押さえながらこのレシピを作りました。
ここでいう「失敗」とは何かといいますと、①出来上がったケーキがパサパサしてキメが荒い ②ところどころ茶色い斑点ができて見栄えが悪い ③抹茶を沢山入れた割には抹茶の味があまりしない ④上手く膨らまなかった といった事です。もし、普通のパウンドケーキは上手く焼けるんだけど抹茶パウンドケーキは何故か上手く焼けない、とか、なんだかパサパサして美味しくないとか、何回焼いても茶色の斑点が出てしまう、などお悩みの方がいらしたら、どうぞこのレシピでもう一度だけ挑戦してみて下さい。きっと上手くいきます。
それから、このレシピですと、生地が分離する恐怖からも逃れる事ができます(笑)。分離しそうな瞬間、いやですよね〜。このレシピは泡立てた卵にバターを入れるので分離知らずです。まあ、騙されたと思って、とにかく試してみてください。そして、晴れて上手くいったら、その時は(こっそり)教えて下さいね!
何度も失敗を繰り返し、悶々としていた私たちですが、今や、お友達やお知り合いの方々にプレゼントするまでとなりました。もう、得意げに、プレゼントしまくりです。この抹茶パウンドケーキは2020年新発売のプレミアムオーガニック抹茶パウダーを使用して焼きました。抹茶は料理用グレードで十分ですが、新鮮な、新しい物をお使い下さい。
この抹茶パウンドケーキは外側はカリッとしていて中はしっとり。ふわりと柔らかい食感で、食べた後、抹茶の味の心地よい余韻が口の中に残ります。バターの味も出しゃばる事なく、ちょうど良いバランスです。
さて、それではまず材料から。
材料
卵 3個
薄力粉 130g
抹茶 20g
砂糖 145g
はちみつ 5g
バター 150g
型のサイズ 22cm x 9cm 6cm
(バターは塩入りでも塩なしでもどちらでも構いません。お好みで。)
(砂糖はグラニュー糖で大丈夫です。粉糖である必要はありません。)
(卵はMでもLでも構いません。新鮮な、放し飼いの鶏の卵を使うとより美味しいです。)
作り方
1 全ての材料は常温で5時間以上置いておく。どの材料も冷えていることがないように注意して下さい。
2 材料を計量する。
3 薄力粉と抹茶は合わせてふるっておく。
4 型にオーブンシートを敷いておく。
5 室温でやわらかくなったバターにはちみつを足し、泡立て器(電動でも手動でもOK)で泡立てる。マヨネーズのような柔らかさになったらOKです。そんなに長く泡立てる必要はありません。
6 ボールに卵を割り入れ、砂糖を加え、湯煎で温めながら(湯煎とは: 熱いお湯を入れた鍋に卵を入れたボールを入れる)まずは手動の泡立て器で泡だて始める。
7 砂糖が十分に溶けて泡立ったら、湯煎から外し、(電動)泡立て器に持ち替え、中速でさらに泡立てる。
8 生地が白っぽくもったりとし、文字が書けるようになったらOK。
9 最後に低速でささっとなぞって、大きな水泡を消し、キメを整える。
10 このあたりでオーブンを予熱開始。
11 抹茶と薄力粉のミックスを生地に加え、スケッパーで素早く切るように混ぜる。
12 バターも生地に加え、スケッパーで切るように混ぜる。
13 オーブンシートを敷いた型に生地を入れ、真ん中が凹む形に整える。
14 霧吹きで表面に水を吹き付ける。
15 10cmぐらいの高さから3、4回トントンと落とす。
16 オーブン160度で45分焼く。
17 竹串をさして焼けているか確認する。もっと焼き色が欲しい場合はあと5分延長。
18 オーブンから取り出し、再び、10cmぐらいの高さから3、4回トントンと落とす。
19 出来上がりです。15分程度冷ましてから切って、お皿に盛り付けて下さい。
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