抹茶の泡が立たない... 原因は?

こんにちは! ざ・抹茶はうすです。ヨーロッパで抹茶を販売していますと、よく「抹茶の泡が立たないのですが.... 。」という問い合わせをいただきます。中には「泡が立たないのでよく泡の立つ抹茶を紹介してほしい」という問い合わせまで。もちろん、泡泡になるスーパー抹茶なるものは存在しませんから、適度な泡が立つような方法をその都度お教えしています。慣れれば本当に簡単な事なのですが、最初はなかなか難しいものです。もし、抹茶の泡が立たないと悩んでおられる方がいらっしゃいましたら、原因は次のどれかではないかと思います。短いビデオも作って見ましたのでどうぞご参考ください。



抹茶の泡が立たない原因は?

1 茶碗が十分に温まっていなかった。
2 お湯の温度が低すぎた。
3 抹茶の量が少なすぎた。
4 泡だてのスピードが遅すぎた。

さて、では実際に抹茶を点ててみましょう。用意するものは抹茶2g、熱いお湯、茶筅、茶碗、茶漉し、布巾です。

1 抹茶は事前に茶漉しで漉しておきますと点てやすくなります。
2 茶碗にお湯を入れて温めます。茶筅も入れて温めます。
3 お湯を捨てます。
4 茶碗を拭きます。
5 茶碗に約2gの抹茶を淹れます。
6 90度のお湯を70ml注ぎます(だいたい茶碗の1/3ぐらいです)。
7 左手でお茶碗を支え、右手で茶筅を持ちます。
8 最初は抹茶を分散させるようにゆっくりと混ぜます。
9 その後、速いスピードで泡だてます。約10秒〜15秒間ぐらいでしょうか。この時、円を描くように混ぜてはダメです。縦に英文字のMを描くように泡だててください。ビデオを参考にしてください。
10 速度を落とし、表面をなぞるように泡立てると大きな泡が小さくなって表面が整います。
11 最後に「の」の字をかいてゆっくり中心から茶筅を引き上げると中心が盛り上がってふわっとした感じに仕上がります。





コメント