和束(京都)に「お茶の大学」 生産者を「教授」に

朝日新聞 2011年10月16日

お茶文化が学べる講座やイベントを展開する「お茶の大学」が15日、和束町にできた。同町の若手生産者グループ「京都おぶぶ茶苑(えん)」と、静岡や福岡などの生産者らでつくった「国際茶園協会」が創設。「キャンパスは茶畑」をうたい文句に、お茶ファンの裾野を広げる。「お茶大」は、各地の茶の生産現場やカフェなどが学舎(まなびや)だ。協会に加わる生産者らを「教授」とし、全国にまたがる生涯学習の場を目指す。創設には経済産業省のブランド確立支援事業の補助金も得た。この日は「開校式&お茶まみれ講座」があり、大阪や愛知、奈良などからも含め17人が参加した。説明を聞いたあと、番茶をほうじ茶に炒(い)る焙煎(ばいせん)や碾茶(てんちゃ)を抹茶にする石臼挽(ひ)きを体験。かぶせ煎茶の入れ方も学び、茶畑の見学もあった。姉と参加した奈良市の今田智子さん(35)は「中国で日本茶のことを聞かれてわからなかったので学びに来た。炒りたての茶は味が違う」と感心していた。2回目の講座は「お茶と禅」をテーマに11月3日、和束町湯船の臨済宗大智寺で。住職の説教や座禅などがある。

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