マドリッドの王立植物園で行われた「茶の湯」

マドリッドの王立植物園は今の季節、緑が青々としていました。都会にいながら鳥たちのさえずりしか聞こえない静かな不思議な空間でした。その中にひっそりと佇むヴィジャヌエバ・パビジョン会場で日本文化イベントが厳かに行われました。4日間にわたり生け花と水石アートの展覧会、日本太鼓、着付け、琴演奏、書道、茶の湯などが行われました。茶道・生け花のイベント会場では、素晴らしい琴の演奏の後、貴志栄子先生による「茶の湯」が行われ、和やかな中にも空気がピシッとしまる瞬間があり、それはそれは見事なパフォーマンスでした。着物を見事に着こなし颯爽と歩く日本人女性の美しさにも見とれてしまいました。日本庭園・茶室を模した会場で美味しいお抹茶(お薄)とお茶菓子をいただきました。同じ会場内で抹茶専門販売会社The Matcha Houseによる抹茶ラテと抹茶クッキーの試食会も行われ、懐かしい抹茶の味を思い出したり、初めて味わった人たちは美味しい、美味しいとクッキーをおかわりしたり抹茶缶や抹茶チョコレートを購入したりしていました。日本の誇るお茶文化・抹茶味がこれからどんどんスペインで、またヨーロッパで普及していくことを心から願ってやみません。

コメント

  1. イベントは大成功だったようですね。おめでとうございます。ますますスペインで日本文化「抹茶」を広めてくださいね。応援しています。KY

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  2. 有難うございます☆こういうコメントをいただくと本当に励みになります。日本の誇るお茶・抹茶をこれからもがんばって広めていきます!

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